浮世絵書道・お名前書道・大きい作品を手掛けています。

伝統的な書法に則った上でオリジナリティ溢れる表現を目指し、作品づくりにチャレンジしています。

国内外のみなさまに、書道や和歌の美しさ、綺麗に字が書ける喜び発信しています。
 
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日展出品

 

10月8日は、日展の第五科(書)の出品日でした。

搬入場所は、サンシャインシティ・ワールドインポートマート(東京・池袋)です。

 

今年は初めて自ら額装し、指定場所まで運び、手続きしてきました。

自分で全て考えて、自分の世界観を表現した作品になりました。

何を表現するかを考え、参考になる古典を探し、レイアウトをあれこれ試し、そして額に入れ、運ぶ、その作業は楽しかったです。

どんな評価になるかはわかりませんが、過去の展覧会では見たことのないオリジナル作品に仕上がったと思っています。
 

去年までは、力量を配慮したお手本を先生が書いてくださり、それを書写して(真似して)、先生に添削をしてもらい、直し、たくさん練習して、先生が一番良くかけているものを選んで出品代行業者に先生経由で渡す、そして自宅に結果の通知が郵便で届き、先生のもとへ作品が戻ってくる、という流れでした。

 

ということで、作品は先生が決め、額装(どんな額にするか、背景は何色にするかなど)は代行業者が決めます。

過去の作品は杜甫などの漢文、島崎藤村や与謝野晶子などを題材とした調和体でした。

 

ふと、これは自分が書きたいのか、時間とお金を費やして、やりたいことなのか、自分を含む先生の生徒さんたちが書いた作品は、先生のコピー作品で、展覧会でそれらがずらっと並ぶことに違和感を感じた私は、すべて自分で作ってみたいという気持ちが湧いてきたのでした。

 

そして費用は4分の1に抑えられました。

今年は出品料のみで12,000円です。

去年まで1度の出品につき、49,000円(先生へのお手本代、出品料、レンタル額代、額装代、搬入と搬出代行費含む。消耗品費含まず)でした。
そして、入選するとさらに数万円の先生へのお礼(事前に先生により決められています)が発生します。

 

費用をかけるだけ、手間はかからないです。

 

でも、搬入場所に初めて行って見て、受付の後ろに、同じ大きさの、シルバーのステンレスのレンタル額で額装された作品が、大量に、本当に大量に重ねて保管してある様を見たとき、工業製品かと思いました。

 

私は、やっぱり手間がかかっても、自分だけが作れる手作りが好きだと思ったのでした。

それはビジネスとは違うのかもですが。

 

未発表の作品という出品条件があるので、審査の結果が出たら、ご紹介したいと思います。

|投稿日時:2019.10.10 Thursday 13:05 |
|カテゴリ: 大きい作品 |