浮世絵書道、お名前書道と大きい作品を手掛けています。
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文化市場のお手本から「弁天」

 

浦安文化会館で行われたお名前書道のイベント「浦安おなまえちず」。

参加者の皆さんにお手本の中から好きな地名を選んでいただき、書いて、貼っていただきました。

 

その中から…

「弁天(べんてん)」です。

 

昭和43年、埋め立てにより誕生した浦安市の地名の一つです。

かつてこの辺りにあった漁場が、漁師の間で「弁天」と呼ばれていたことに由来するそうです。

(市ウェブサイトより)

 

弁天といえば、水と豊穣の神様、弁天様。

きっと恵み多い良い漁場だったのでしょう。

 

今は、戸建てを中心とした住宅地です。

 

 

さて見どころは…

 

■弁

一画目「ム」

潰れて平たくならないよう、内側に十分な空間を持たせます。

 

 

活字のフォントの種類によっては、上下のパーツは付いている場合と離れている場合があります。

書道において、字の中の白のバランスは、美しさの重要な要素の一つですので、今回はあきを取りました。

いずれも間違いではありません。

 

また、下のパーツを「リ」のように、二本とも下方向の払いで書いた方がいらっしゃいました。

「リ」のうちの一画目は、左方向の払いです。

なぜなら、払って空中で円を描いて次の画へ向かうからです。

 

行草体のように続けて書く書体になると、一画目は、二画目に向かうハネになります。

 

一画目が下方向へ払う字は、間違いとは言いませんが、書道の基本が?と見られるかも。

ご注意ください。

 

 

■天

一・二画目は、しっかり「勒(ろく)

 

三画目「掠(りゃく)

 

最終画は「波磔(はたく)」です。

 

 

 

|投稿日時:2019.02.07 Thursday 15:02 |
|カテゴリ: 書のみどころ |