浮世絵書道・お名前書道・大きい作品を手掛けています。

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文化市場のお手本から「千鳥」

 

1月20日(日)浦安文化会館で行われたお名前書道のイベント「浦安おなまえちず」。

参加者の皆さんにお手本の中から好きな地名を選んでいただき、書いて、貼っていただきました。

その中から…

 

「千鳥(ちどり)」です。

 

浦安市の海側にある地名の一つです。

昭和54年に誕生したこの土地は、かつてこの地が「鳥棒(とりぼう)」と呼ばれた漁場であったことから名づけられたそうです。

(市ウェブサイトより)

 

鳥棒って何でしょう?

かつて海苔の養殖業がさかんだった浦安の漁場。

網を張りめぐらせるために建てられた、たくさんの木の棒の上に、一羽ずつ鳥がとまっている様子が思い浮かびました。

(なので市内の小学生は郷土博物館で海苔すき体験をします)

 

 

 

さて、見どころは…

 

■千

1画目の「啄(たく)」の形。

そしてすべての字の基本である縦画「勒(ろく)」と横画「懸針(けんしん)」が、型どおり美しく引けるかが大きなポイントです。

 

 

■鳥

「島」「鳥」「為」「馬」に共通する、下半分に該当する部分は、型の一つ「駝頭(だとう)」です。

 

これは内側の空間の取り方がポイントです。

そして4つの点々は、すべて形が異なります。

 

今年の漢字「災」でも触れましたが、同じ形が並ぶ部分は、一つ一つを変化させます。

変化のさせ方で、表情が出ます。

そこに書道家の力量・センスが現れます。

 

 

 

 

|投稿日時:2019.01.28 Monday 18:47 |
|カテゴリ: 書のみどころ |